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2015.08.15

沖縄の祭祀

 沖縄と聞いて思い浮かぶのは、青い海、青い空、踊り好きな賑やかな人たち。
しかし、それとは裏腹に、大東亜戦争で民間人を巻き込んだ国内唯一の地上戦が展開された場所であり、長らく米国領とされてしまった悲劇の地でもある。
また、地政学的に東アジアの(辺境ではない)中心的場所であり、大陸との国境にも相当することから、常に侵略の脅威に晒されている場所でもある。

 戦後の米国の占領政策等に依り、昨今では基地問題を皮切りに様々な軋轢が生じ、国を二分するような状態に至っている。(対立させて分割し、統治するというのが手口。)
沖縄と日本の将来はどうなるのか?それについて考える時、意外にも、古代にまで遡る沖縄の祭祀を振り返ることに依り、未来が見えてくるのである。

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沖縄の祭祀


deigo.jpg


---管理人コメント---------------------
終戦記念日の今日、沖縄のテーマです。

管理人も、沖縄には何度も足を運んでいます。
リゾートと、日本の8割を占める他国の基地と、戦争の並々ならぬ痛みが同居する島。

「本土上陸への時間稼ぎ」が沖縄の役目とされました。

本土の大空襲や原爆被災も悲惨でした。
しかし、日本唯一の民間人を巻き込んだ地上戦が行われた沖縄の歴史は、戦争を知らないわたしにさえ「圧倒的な絶望感」を感じさせました。

総玉砕の構えで、各家庭に手榴弾を配られ南部の洞窟で玉砕、崖から身を投げた人々。
「ひめゆり学徒隊」、「白梅学徒隊」など、若い命も戦争の狂気に追い込まれてしまいました。

一方、あまり知られてはいませんが、日本初の少年兵もいました。

大本営の指示のもと、「陸軍中野学校」(エリート青年にスパイやゲリラ戦を教えこむ秘密の特殊教育機関、日本軍のブレイン。)。
ここが練り上げたゲリラ戦と、追い込まれていた日本が法改正した兵役年齢の引き下げ(14歳~)が日本で初めて実行にうつされた沖縄。14歳といえば、中学2年生です。

沖縄戦で少年兵およそ1000人の「護郷隊」は、スパイやゲリラ戦のプロ、陸軍中野学校出身者42人の指導のもと、お国のために、故郷のために、と"洗脳"され、ゲリラ戦を展開しました。

今年NHKでも特番でやっていました。

「米兵を10人殺したら、死んで良い(靖国へ御霊を送ってやる)」
といわれたと言います。

「覚悟」を試すために、日本刀のまえに首を差出し、
「お国のために死ねるか!」と、何度も何度も言われるうち、
もう、痛みも死への恐怖もなにも感じなくなった、と。

親友が砲弾の直撃をうけ、虫の息。
左半身えぐられ、痛みも感じないであろう友人の肺が、呼吸のたびに大きくなったり小さくなったりするのが見えたそうです。
それでも涙も出ない自分に対して、戦争の狂気に対して、涙が出た、と。

米兵の拠点にならぬよう、占領された自分の村の、自分、親戚、友人、の家々に命令で火をつけさせられた少年兵も。
戦後、その街の復興のため、山から木を切り出す仕事についた。

「戦争の狂気は、異次元で、人間の尺度にあてはまらない。どんな理由があっても、二度とやってはいけない。」

国からせめて、謝ってほしい。よくぞ戦ってくれた、と、感謝してほしい。
涙で声を絞り出すように、仰っていました。
それでも散っていった友と、心の深い傷は癒されないとわかりつつ。

彼らは秘密部隊ですから、その実態は一部の人間しか知らない。
家族にすら、まだ話せていないトラウマがある。
幼心にゲリラ戦を叩き込まれ、県民ごと、島ごと日本の盾にさせられ、多くの死を目の当たりにして、80代になった今でも、涙を流されます。

沖縄の古代祭祀場「斎場御嶽(せーふぁうたき)」のまわりでは、
いまだに遺骨が見つかるそうですが、霊魂が慰めを求めているかのようです。

「日本の祭祀の源流が、沖縄にあった」。

そんな日本文化のルーツのひとつともいえる沖縄を、わたしたちはもっと知るべきなのです。

終戦記念日の今日、政治や外交を越えたところで、沖縄の人々に深い感謝と亡くなった方々へ静かに心を寄せたいと思います。

そうすることで、いま沖縄で起きていること、県民感情に対して、報道されていることとは全く違う角度でもその意味に気づくことができるように思います。

彼らにしてみれば、70年前と、なにも変わっていない。
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